投資のバイブル!「敗者のゲーム」

こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。
「投資するための必要なことは?」
「投資しているとどんなことが起こるの?」
こういった方におすすめするのが「敗者のゲーム」です。
投資に必要な「投資マインド」について書かれた本です。
結論は以下のようにとてもシンプルです。
- 人に判断を委ねない
- 自分で考え、判断して投資
※自分独自の運用をする - 市場平均以上の利益はだせない
- 自己規律、忍耐力が必要
- しっかりと投資プランを立てる
市場平均に勝つには
プロの投資家でも市場平均に勝つのは難しいです。
それでも市場平均以上の利益を上げようとするなら以下のことが重要です。
- 市場のタイミングを選択
- 戦略のタイムリーな変更
- 優れた長期投資コンセプト
しかし、無視せず堅実に資産株を増やしていくことが重要です。
以下の書籍でもプロでも市場平均以上の成績を上げられないことを、データで示しています。
投資の基本原則
市場平均以上の利益を上げるには「自分独自の運用」をしないといけません。
自分で考えるためのポイントは以下の通りです。
- 株式・債券・不動産などへの
長期的な資産配分の決定 - 資産配分は成長性、安全性を考慮
- 資産の種類ごとにも幅広く分散
- 決定事項を一貫して忍耐強く実行
しっかりと考えて投資しましょう。
チャンスと思える投資対象を発見したら?
長期投資で最も大事なことは、回復不能を避けることです。
運用の基本方針をしっかり決め、忍耐強く実行できるようにしましょう。
- すべてうまくいった場合、
どんな成果が期待できるか? - 最悪のシナリオも想定する
※起こる可能性も推測 - 資産の大部分を投じるほど
自信があるか? - その銘柄が下がった場合、
買い足すことができるか?
運用基本方針策定のポイント
大前提として証券会社や銀行からくるおすすめ銘柄は無視することです。
証券会社や銀行が利益を上げることができる手数料の高い銘柄しか進められません。
具体的な運用の基本方針は以下の通りです。
長期定期な運用目的の確認
なんのためにいくらの資産が必要なのかを確認する。
老後が心配だからなどとあいまいな理由でなく具体的にいくら必要かを考えましょう。
老後資金のための資産運用であれば以下を参照ください。
資産配分比率の策定
「いつまで」に「いくら」お金が必要かをまず調べます。
そうすると、「毎年どのくらい利益を上げなければならないのか?」がわかります。
いつまでにという「運用期間」によってプランが変わってきます。
- 運用期間が短い場合
⇒リスクをとって利回りを上げる - 運用期間が長い場合
⇒利回りは低くても良い - リスク許容度を考える
※年齢や家族構成など
株式の構成比率を決定
株式の構成比率を決定します。
具体的には以下のような割合です。
- 国内株式と海外株式の割合
- 大型株と小型株の割合
- 成長株と割安株の割合
個別銘柄とインデックスの比率
個別株とインデックス投資の割合を検討します。
個別株はなしでインデックス投資だけを行えば最も堅実な投資となります。
特定の指数(日経平均株価など)に連動するような投資のことです。
※日経平均株価を構成する225銘柄に投資するなど
- 個別銘柄投資
⇒分散投資ができないためリスクが高い - インデックス投資
⇒何も考えずに運用できる
個別銘柄の運用
自身が決めた運用ルールから運用・売買を実施しましょう。
- 自分の都合で売買しない
- インフレを考えた運用を実施
※年間2%程度の物価上昇を考慮 - 定期的に運用について考える
どのようなルールを作るかは以下のサイトを参照ください。
教訓
すだまるも経験して、注意が必要だと思った内容は以下の通りです。
- 上昇相場では楽観的になる
※株価だけをみて投資しない - 損切のタイミングを決めておく
※下落で追加購入なしなら損切 - 株価暴落が起こるのは、
経済的・精神的なニーズのズレ - 流れや勢いで投資しない
