大企業(トヨタ自動車)の株はダメ??
こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。
「大企業の株を買っておけば安心!」
「大企業ならこれまらも株価が上がる!」
このように考えている方は危険です!
なぜ危険かをトヨタ自動車で考えてみました。
- 大企業はおじいちゃん企業
- 規模が2倍、3倍にはなりにくい
- 大企業でもリスクはある
トヨタ自動車の株価は上がるの?
トヨタの株価は2倍、3倍に増えない!
株価は企業の成長とともに上昇します。
しかし、トヨタは成熟し、今後大きな成長性が見込めません。
大きく成長しないということは、株価も大きく上がらないということです。
現在、車の販売台数の上位3社は以下のようになります。

車の販売台数はの総数が上昇しないとすると、他社からシェアを奪う必要がある。
単純に販売台数を2倍、3倍にしようとすると、上位企業の販売台数をすべて奪わなければなりません。
このように考えると車を売ることで得られる利益拡大は限られていると予想できます。
トヨタ株は景気に大きく影響される!?
トヨタは自動車メーカーなので景気に大きく売り上げが変動します。
景気がいいと給料が増え、新車を購入する人が増えます。
景気が悪いと支出を抑え、車の購入は見送る人が増えます。
景気によって売上げが大きく変動し、それに伴いおおむね株価も連動しています。
2016年以降は売上げが頭打ちになり、株価が横ばいになっています。

大型株のメリット
大型株は成熟した企業なので、安定した配当金や優待が期待できます。
配当金でいえばブリジストンが有名です。
2021年4月時点では2.95%(年間1株130円、購入金額4400円)の配当利回りがあります。
コロナの影響で配当金が減額されていますが、配当金が戻れば3.5%以上の配当利回りが期待できます。
楽天証券の配当の項目(以下の図)で確認でき、年間に2回配当金が支払われます。
ブリジストンの場合は6月と12月の指定日に株を所有していればそれぞれ1株60、70円の配当金を受け取ることができます。

大型株のデメリット
倒産するリスクは少ない分、株価上昇が起こりにくいです。
しかし、大手だからと安心してはいけません。
TOSHIBAのように不祥事が発生したときに大きな株価暴落の可能性があります。
なんのために株を保有しているのかを明確にし、自分のルールに従って株式の売買を行いましょう。
例えば、優待目的で企業の経営が安定していれば、株価の変動はあまり気にしなくてもよいという考え方もできます。