ノウハウ

【四季報】確認すべき重要項目

すだまる

こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。

「企業情報ってどう確認すればいいの?」

「四季報ってなに?」

このような方のために、四季報についてわかりやすく説明します。

四季報とは??
  1. 企業分析に使用
  2. 無料で確認できる
  3. 企業の業務内容がわかる
  4. 売上や財務状況がわかる
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四季報とは?

株式投資のバイブル的な存在です。

記載内容は主12項目あります。

[ac-box01 title=”【参考】KDDIの四季報の場合”] KDDI四季報 [/ac-box01]

しかし、主に確認する内容は以下の5項目です。

四季報で確認すべき内容
  1. 事業内容
  2. 解説記事
  3. 業績・財務数字
  4. 配当金
  5. 株価指標

事業内容

企業の情報として「特色」という項目に記載されます。

どういった仕事をしているのかがわかります。

KDDIでは通信大手として説明されます。

解説記事

直近の取組み内容を短くまとめられています。

二項目に分けて解説され、文章の初めにキーワードが記載されています。

今回であれば、「堅調」や「大台」がキーワードとなります。

キーワードには「プラスイメージ」と「マイナスイメージ」があります。

四季報ONLINEより引用:https://shikiho.jp/headwords
  • キーワードから業績がわかる
  • 「急拡大」や「連続増配」は
     株価が上昇トレンド
  • 「赤字続く」や「無配」は
     業績が悪化

業績について

業績といっても覚えることは3つだけ!

業績の確認項目
  1. 売上高:利益の源泉
  2. 営業利益:本業での利益
  3. 純利益:最終的な利益

かなりシンプルに説明すると・・・

売上高は商品を「いくら」で「何個」売ったかということです。

営業利益は売上高から必要経費を差し引いたものです。

純利益ですが税金が差し引かれた最終的な利益になります。

先ほどはKDDIを例にしましたが、今回は楽天グループの業績を見てみましょう。

売上高は順調に伸びていますが、2019~20年は営業利益が赤字になっています。

また、純利益(以下の画像では利益)も2020年には赤字になっています。

携帯電話の新しい技術(5G)に対応するために多額の投資が必要なことが主な理由です。

注意点
  • 赤字の場合は理由を確認
  • 将来性へ投資中か?
  • 資金が枯渇しないか?
  • 配当がなくならないか?

このように、赤字の場合はなぜ赤字なのかを考えなければなりません。

初めは、常に売上高、営業利益、純利益が上昇している企業に投資しましょう。

財務について

財務状況は会社が倒産しないかを見る指標となります。

とても重要な項目となりますが、確認する内容は4つです。

財務のチェック
  • 自己資本比率
    ⇒お金をどれだけ借りているか
  • キャッシュフロー
    ⇒利益から投資しているか
  • 利益剰余金
    企業の貯金額
  • 有利子負債
    借金

自己資本比率とは?

自己資本比率はどれだけ借金せずに、企業を運営できているのかを示します。

自己資本比率
  • 100%の場合は借金なし!!
  • 多いほど良いが40%以上なら健全

キャッシュフローとは?

キャッシュフローは3つありますがとても簡単です。

営業活動によるキャッシュフローがマイナスの企業は選択してはいけません。

安全を見るなら以下のように活動できている企業を選択しましょう!

利益余剰金と有利子負債

利益余剰金は「企業が積み上げてきた貯金」です。

配当金はこの利益余剰金から支払われます。

有利子負債はどれだけ借金をしているかを示します。

有利子負債は利息を付けて返金する必要ある負債です。

配当金について

配当金は年2回または1回支払われます。

いくら配当金が支払われるのかをチェックしましょう!

配当金がない銘柄もある

配当金は増減することがある

チェック項目まとめ

最後に要点をまとめると以下のようになります。

四季報で見るべき部分
  1. 解説記事のキーワードチェック
  2. 売上高、営業利益、純利益が
    毎年上昇しているか?
  3. 自己資本比率は40%以上
  4. 営業キャッシュフローが黒字
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ABOUT ME
すだまる
すだまる
FP・投資家
「うつ病」から復活したエンジニアです。休職中に生活のことを本気で考え、会社に依存しない生き方を模索しています。経歴としては「ファイナンシャルプランナー(FP3級)」「クラウドソーシングで企業案件の金融と副業記事10記事以上執筆」しました。早期退職するために副業や資産運用についての情報を配信しています。
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