ノウハウ

株式の売買タイミングのチェックリスト

すだまる

こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。

株式といっても業界や大手企業など、考え方はさまざまです。

今回は株式の大まかな分類についてまとめました。

まとめ
  • 株式をカテゴリ分け
  • 種類ごとに売買タイミング検討
  • ポートフォリオの最適化
アドセンス

カテゴリ分け

株式をは以下の6つに分類できます。

株式の種類
  1. 成長株
  2. 優良株
  3. 市場関連株
  4. 急成長株
  5. 業界回復株
  6. 資産株

この中で、年間10%以上の売上高の成長が期待できる「優良株」と現金や不動産など何らかの資産を保有している「資産株」を購入することが重要です。

分類については、「ピーターリンチの株で勝つ」を参考にしています。

分類した株の買売タイミング

株式全般の注意点

株価が上昇しやすい銘柄は、偶発的な成長ではなく安定して業績を伸ばしている銘柄です。

働く社員が自社株を購入していれば、今後株価が向上すると感じていることになります。

自社と関係ない分野の会社を買収して、幅広く企業展開している企業には注意が必要です。

相乗効果があるような事業へ投資する企業に投資しましょう。

  1. 機関投資家の持ち株比率が低い
  2. 社員が自社株買いをしている
  3. 今までの利益の上昇は安定的
  4. 相乗効果が見込める企業を買収
    ※関連がない企業を買わない

低成長株の売買

売上高の成長が頭打ちした成熟企業への投資になります。

配当金を得る目的で購する株となります。

購入時の確認事項
  1. 減配や無配がない
  2. 増配傾向
  3. 配当性向が50%以下

いつ売るかを考えておかなければ、含み損を抱えて塩漬けになってしまいます。

将来性がない銘柄は損切(見切りをつけて早めに売る)しましょう。

塩漬けとは??

株価が下落して損をしているのに、いつか株価が上がることを期待して待ち続けること

売却時の確認事項
  • 財務状況の悪化や不祥事
  • 新商品の開発がない
    ※過去の栄光にしがみついている
  • 他分野の企業を買収し、業績悪化
  • 余剰資金がなく株主還元できない
  • 株主軽視で配当利回りが低い
  • IR情報が弱い

IR情報とは??

企業が株主や投資家向けに提供している情報のこと

※業績の上方修正や新商品の発表など

優良株の売買

優良株とは毎年10%程度の売上高成長が見込める銘柄です。

安定して成長しているため株価上昇が期待できる銘柄になります。

購入時の確認事項
  1. 廃業の可能性が低い大企業
  2. 長期的な成長率を維持
  3. 将来性のある分野へ投資
  4. 過去の不況や低迷時の対応
    ※長期保有目的なら確認
売却時の確認事項
  • 当初の利益ラインを超えた
  • 同業他社と比較してPERが割高
  • 成長鈍化、コスト削減で利益確保

PERとは?

株価が割安か割高かを判断する指標

※同業他社より高い場合は買われすぎ

市場関連株の売買

市場関連株とは景気の影響を受けやすい銘柄のことです。

※自動車、航空、鉄鋼、化学など

  • 景気が回復しても株価が上がらない場合がある
  • 3~4年周期で景気変化する
購入時の確認事項
  1. 在庫が増えていないこと
  2. 新規参入しにくい業種であること
売却時の確認事項
  • 先物価格が現物価格より低い
    ※石油や鉄鋼の場合
  • 製品の販売先の利益が下落
    ※石油ならガソリン価格が下落
  • 外国製との価格競争に勝てない

急成長株の売買

急成長株は毎年20%以上の利益を上げている銘柄のことです。

機関投資家の持ち株比率が低く、大きく話題になっていない場合は有望です。

購入時の確認事項
  1. どの分野が主な利益か?
  2. 直近の収益成長率が20%以上
  3. 中期経営計画を実現できそうか?
  4. まだまだ拡大の余地があるのか?
  5. PERが高すぎないか?
売却時の確認事項
  • 雑誌などで買いのサインが来た
  • ニュース等で有名になった
  • 直近の売上げが減少した
  • 高PERにも関わらず買われている

業界回復株の売買

V字回復を狙って投資する銘柄になります。

購入時の確認事項
  1. 利益余剰金と有利子負債を確認
    ※債権者に追い込まれていない
  2. 活気を取り戻しつつあるのか?
    ※業界全体が好業績など
  3. 経費の削減は行われているのか?
    ※自社生産⇒下請けへの移管など
売却時の確認事項
  • 業績が転換期を迎えた
    ※成長株や市場関連株に戻る
  • 収益予想に対してPERが高い
  • 主要部門が特定の顧客向けで
    顧客自身の売上減少中

資産株の売買

購入時の確認事項
  1. 何が資産なのかを明確にする
    ※特許や不動産など
  2. 資産価値を下げる負債はないか?
    ※無駄な投資はないか?

売却時の確認事項
  • 多角化のために資金調達
    ※資産価値下落の可能性がある
  • 期待以下の価格で子会社を売却
  • 機関投資家の比率が毎年上昇

すだまるポートフォリオ

すだまるが保有するポートフォリオを作成しました。

予想よりも市場関連株の割合が多く、優良株の割合が少ない状態でした

自分が優良株だと思っていた株が実は市場関連株式でした。

このままでは、リスクが高いので徐々に市場関連株の割合を下げて行きます。

参考書籍紹介

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ABOUT ME
すだまる
すだまる
FP・投資家
「うつ病」から復活したエンジニアです。休職中に生活のことを本気で考え、会社に依存しない生き方を模索しています。経歴としては「ファイナンシャルプランナー(FP3級)」「クラウドソーシングで企業案件の金融と副業記事10記事以上執筆」しました。早期退職するために副業や資産運用についての情報を配信しています。
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