こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。
「日本株より米国株のほうがいいの?」
「米国株投資で利益は出るの?」
このように考えている方のために、わかりやすく解説します。
まとめ
- 市場規模は世界一(全体の40%)
- 時価総額ランキングも圧倒的
- 人口ピラミッドが正常に推移
- 政府が株価を重視
- 技術革新しやすい風土
米国株式の規模
世界の主要株式市場の時価総額から国別の規模を比較したものが以下の円グラフ(2021年、岡三証券より引用)となります。
米国株式が全体の40%を占め、次いで中国(中国+香港)、日本となります。
時価総額ランキングでも米企業が約70%(33社)を占めています。
※上位10社でも米国が7社保有
日本でランクインした企業はトヨタ自動車のみで、38位でした。
- 市場規模は米国が40%を占める
- 企業の時価総額ランキングも70%が米国
人口の推移が健全
2019年の人口推移から人口ピラミッドを作成しました。

日本は少子高齢化社会で、若い働き手が減少しています。
米国は健全に人口が増加しているのことがわかります。
- 米国は若い労働者を確保しつつ人口増
- 先進国(G7)で健全な人口増加は米国だけ
個人消費が世界1位!!
米国は世界最大消費国(民間最終消費支出1位)です。
つまり、個人の購買意欲が高く、国民一人一人が活発に経済を回しています。
以下は、グローバルノートより民間最終消費支出のデータを引用したものです。

支出の量が桁違いであることがわかります。
日本は老後資金の心配などから貯金をする割合が多いため、支出が低い傾向があります。
個人の消費が活発な国(市場規模の大きい国)ほうが、企業に入るお金も大きくなるため株式も活発になると考えられます。
イノベーションが生まれやすい
新しいビジネスが誕生しやすい国でもあり、GAFAなどがその代表といえます。
米国(S&P500)では企業に入れ替えが激しく、衰退した企業をはじきだしています。
新陳代謝が良いという点でも米国は優れているといえます。
- 世界の大学ランキングで米国は37校
※100校中、日本は2校 - 企業入れ替わりが激しい