【人気株】JT(日本たばこ産業)の購入タイミングを含め解説|高利回りで長期保有向け
「配当金利回りの高い銘柄を探していませんか?」
高配当ということは購入する人が少なく、危険な銘柄が多い傾向があります。
JT(2914)は高配当でありながら、『タバコという独占事業で安定した利益』を上げています。
大企業で経営安定の人気銘柄に投資したい
株価上昇ではなく、『配当金目的で投資』している
分散投資用の銘柄として、利回り6%以上の銘柄を探している
このページでは、『JT株の購入を検討している人向け』に、どこよりもわかりやすく銘柄分析をしています。
JTやその他の高配当株を購入し、月5万円の配当金生活を達成しているよ!
長期保有に適しているので、ぜひ確認してみてね!
内容をまとめると以下の通りです。
国内のタバコ需要は減少しているが、新興国での需要は拡大中
自己資本比率50%前後で推移し、経営は安定
株主優待を廃止し、安定した配当金を還元する計画
株価が¥2,600円以下で購入の目安
『株価が大きく上昇しにくい』ため、高利回りで推移
すだまるは2614円で100株購入しています。
下がったタイミングで買い足していく方針だよ。
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このページは主にマネックス証券の機能を活用して、銘柄分析を実施しています。
興味のある方はぜひご確認ください。
事業内容:タバコを海外で売って稼ぐ!
事業内容は以下の3業種ですが、タバコ事業が売上高の90%以上を占めています。
- タバコ事業(91%)
- 医薬品(6%)
- 加工食品事業(3%)
国内や先進国ではタバコの煙を問題視して、需要が減少中です。
しかし、『新興国では根強い需要』があり、高い利益率を維持しています。
医薬品事業や加工事業については子会社が運用しています。
詳細が気になる方は以下を参照ください。
安定経営かの確認!
売上高の推移や財務状況、従業員数などから経営状況を分析します。
要点をまとめると以下の通りです。
- 売上は横ばいだが、成熟企業なため大きなは問題なし
- 財務状況は問題なし
- ロシア工場閉鎖等で従業員は減少中
売上高と営業利益の確認
タバコへの税金が増加していますが、値上げにより営業利益は増加傾向です。
2023年7月7日のインタビューではウクライナのタバコ事業は継続していく方針です。
新興国と加熱式タバコの売上成長が今後の注目です。
財務状況は問題なし
財務の安定性を示す自己資本比率や借金の状態(有利子負債)は以下の通りです。
『自己資本比率が40%が安全ライン』なので、概ね問題ないと判断しています。
従業員数でみる経営状況は?
直近の従業員数は右肩下がりです。
ロシア・ウクライナの問題が解決してから、従業員数が増加するかが注目だと考えています。
配当金は:増配に積極的
ロシア事業からの撤退により、『2021年は減配』しています。
しかし、翌年には増配を実施し、長期で見ると右肩上がりで増配しています。
配当性向も75%程度で利益の大半を配当金で還元しています。
増配が続けば利回りが向上するよ!
売上が鈍化しているので、メインではなく分散投資の一部として組み入れているよ!
JTは株主向けに株主還元方針も発表しています。
以下は、JTが発表した株主優待制度廃止の資料を引用したものです。
株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点から慎重
※株主優待制度の廃止に関するお知らせより
に検討を重ねました結果、配当等による利益還元に集約することとし、株主優待制度を
廃止することといたしました。
具体的に期待できそうなことは・・・
利益は成長していないけど、増配する資金は確保できている
増配を強く意識しているので、大きな減配リスクは低い
購入の目安:¥2,600円以下
過去の『配当金利回り』と割安度を示す『PER』から、購入の目安を検討します。
先に結論をまとめると以下の通りです。
配当金利回りの推移は以下の通りです。
- 利回り6%〜7.5%を推移
- 6.5%以上の利回りで購入したい
利回りは減配や増配で変化しますが、購入時点で6.5%以上の利回りが欲しいです。
過去のPERについては10〜16倍を推移しています。
PER12倍以下が購入の目安と考えます。
注意点:ロシア問題が懸念材料
日本では値上げや社会的な方針から、タバコを吸う人が減少中です。
海外での収益が今後大きく経営に影響してきます。
他にも主な注意点は以下の通りです。
海外収益が重要ですが、ロシア付近に工場があることが懸念点です。
しかし、保有する株主の内訳では『政府(財務大臣)が大株主』のため、いきなり大きな売却は起こりにくいです。
すだまる的補足
100株を2,614円で購入しているので現在の利回りは約7.2%となります。
タバコはお酒と同じで値上げしても購入する人が多い傾向にあります。
タバコ事業は参入障壁の高く、売上が大きく減少するとは考えられません。
すだまるが購入時に考えていることは以下の通りです。
今後は増配率は小さくなると推測できる
利回りの高い時にピンポイントで購入したい銘柄したい
減配する局面もありますが、すぐに増配するなど株主還元を重視する姿勢が見える企業です。
株価が¥2,600円以下になるならNISA口座などで購入したい銘柄です。
まとめ
JT(日本たばこ産業)は売上高が成長する銘柄ではなく、成熟した企業です。
減配することもありましたが、配当金のために株主優待を廃止するなど配当金を出す姿勢は評価できます。
今回はマネックス証券を活用して、銘柄分析を行なっています。
あなた自身でも銘柄分析してみたい場合は、ぜひご確認ください。
マネックス証券を活用した銘柄分析の方法はこちらを参照ください。