自社株買いとは？なぜ株主にメリットがあるのかを初心者にもわかりやすく解説

「増配と同じように株主還元の手法として、自社株買いがあるけど何がいいのでしょうか？」

自社株買いの意味を知らないとなぜ株価が上がるのかがわかりません。

このページでは、高配当株投資家のすだまるがわかりやすく解説します。

そもそも『自社株買い』とは何？

文字通り企業が自社の株式を自分自身で買い戻す行為です。

配当と並ぶ株主（私たち）のために行われる還元方法です。

最近では、以下のように自社株買いを実施する企業が増えています。

すだまる

株主還元のためだけに行われるわけじゃないから注意が必要だよ！

具体的なメリットや注意点についても以下で紹介します。

自社株買いのメリット

自社株買いをすることで一株当たりの利益（EPS）が上昇します。

EPSが向上することで保有する株式の価値が向上します。
※イメージは数値上では配当金を多く払えるようになる

自社株買いを行うと会社のお金（自己資本）が減少するため、ＲＯＥ（自己資本利益率）が上昇します。

投資家は『効率よく稼いでいる企業に投資する』ため、ROEが大きいほど株式が買われやすい傾向にあります。

すだまる

10億円で1000万円稼ぐ企業よりも、『5000万円で1000万円稼ぐ企業』に投資するよね？

注意点

自社株買いで知っておくべき注意点が2点あります。

すだまる

基本的に自社株買いされた株は消却され二度と再度市場に出回りません。

しかし、資金不足のために再度市場に売却される場合があります。

自己株式を消却しましたという発表までは注意が必要です。

まとめ

自社株買いは株式の価値を向上させるため、すでに株を保有している人にとってメリットがあります。

自社株買いをするから購入するのではなく、自社株買いに積極的な企業の株に投資しましょう！

優良銘柄についてはいかに紹介しているため、良ければこちらをご確認ください。

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すだまる

FP・投資家

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「うつ病」から復活したエンジニアです。休職中に生活のことを本気で考え、会社に依存しない生き方を模索しています。経歴としては「ファイナンシャルプランナー（FP3級）」「クラウドソーシングで企業案件の金融と副業記事１０記事以上執筆」しました。早期退職するために副業や資産運用についての情報を配信しています。