【おすすめの投資信託】楽天SCHDなら『米国高配当株』に分散投資可能!
日本株にしか投資していないと、日本の景気に左右されリスク分散が十分にできない可能性があります。
安定した配当金を得るために分散投資は重要です。
日本株以外の投資先として、米国株は株主還元に積極的でおすすめです。
- NISAの成長投資枠で購入可能
- 投資信託なので100円から気軽に投資できる
- 2重課税調整で節約できる(確定申告が不要)
- 米国高配当株約100社に投資できるため、簡単にリスク分散ができる。
楽天・高配当株式・米国ファンド(以降、楽天SCHD)は米国のSCHDに投資できる日本で初めての商品です。
※2024年9月27日に販売開始された新しい商品
楽天SCHDとは?
楽天SCHDは円で購入できる(円建て)商品で、日本で初めてのSCHD連動型商品のため注目されています。
※正式名称:楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
楽天証券の『積立設定件数 ランキング1位』、『買付ランキング5位』にもなっています。
※2024年10月15日現在
- 配当収益の確保と中長期的な値上がりを目指す米国ETF (SCHD)
- 手数料が0.192%(普通かまずまず安い水準)
- NISAの成長投資枠で購入可能
- 楽天証券でしか購入できない
- 分配金を2、5、8、11月に受け取れる
楽天SCHDは『ダウ・ジョーンズ・USディビデンド100インデックス』に連動する投資成果を目指しています。
つまり、10年以上安定配当を続け、株価上昇も狙えそうな優良米国株約100社に投資できる商品だよ!
投資対象の具体的な条件は?→安定配当
安定配当と中長期的な値上がりを目指すため、以下のような基準から銘柄を選定しています。
- 10年以上減配なし(安定配当)
- 過去5年の配当増配率
- 記念配当を含まない配当利回りが高い
- 負債に対するフローキャッシュフローが健全
- ROEなど
安定配当と増配が期待できる銘柄で構成されているよ!
米国のSCHDは2011年から運用が開始し、長期では株価上昇もしているので人気が高いよ。
具体的な銘柄は以下の通りです。
保有割合は1銘柄4%程度になるように調整されており、さまざまな業種に分散されています。
類似の商品としてVYMも有名なため、比較した結果が気になる方はこちらをご確認ください。
ポートフォリオの条件は?→各業界で分散されており安心
1銘柄だけの集中投資すると、減配で大きな損失を受けることになります。
リスク分散のために構成比率を決め、約100銘柄に分散投資しています。
- 1銘柄のウエイト上限が4%
- 単一セクター(業種)の上限は25%
1銘柄の割合が所定の割合を超えたら、偏りがないようにポートフォリオの調整をおこなってくれるよ!
銘柄の調整は四半期に1度だけでなく、大きく乖離しないように日々確認されています。
他の商品との比較→本当にいい商品なのか?
投資対象のSCHDは米国の商品(ETF)です。
米国の類似商品であるVYMや国内で円建て商品などと比較を行います。
しっかり分散できており、安定配当、増配という観点では優秀な商品
他社より手数料が少し高い(普通から少し安い程度)
米国で人気のETF(VYM)との比較
VYMと比較すると公共事業や不動産の比率が少ないね。
より安全を求めるならSCHDとVYMの両方を保有するのも面白いよ。
業種別の構成比率の詳細は以下の通りです。
※moomoo証券よりデータを引用
業種 | SCHD | VYM |
---|---|---|
金融(保険・証券など) | 18.46% | 21.33% |
ヘルスケア・医薬品 | 15.73% | 12.47% |
生活必需品 | 13.74% | 13.18% |
エネルギー | 12.41% | 9.76% |
工業 | 11.84% | 11.23% |
一般消費財 | 10.95% | 7.14% |
テクノロジー | 10.46% | 12.87% |
通信サービス | 4.69% | 3.12% |
基礎資材 | 1.70% | 2.35% |
公共事業 | 0.03% | 6.52% |
不動産 | 0 | 0.02% |
【直近5年の平均増配率を比較】
- SCHDが11.4%
- VYMが6.5%
今後も同じ増配率かは保証できませんが、SCHDは高い増配率が魅力です。
国内投資信託(SBI証券)との比較
楽天SCHD | SBI-VYM | SBI全世界高配当株 | |
---|---|---|---|
設定日 | 2024/9/26 | 2024/1/30 | 2024/10/1 |
配当利回り | 3.95% | 2.83% | 3.84% |
信託報酬 ※手数料 | 0.192% | 0.1238% | 0.055% |
※SBI-VYMは正式名称:SBI-SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
手数料は少し割高だけど、高すぎるという水準ではないよ!
他の商品はSBI証券からしか購入できないよ。
楽天SCHDやSBI-VYMなど証券会社特有の商品が増えています。
『無料で口座開設』できるので、この機会に複数の証券口座を保有してはいかがでしょうか?
注意点
投資信託のため分配金が支払われると、金額相当分の基準価格が低下します(資産が減少する)。
長期で資産を増やす資産形成ではなく、今使うお金(インカム)が欲しい人向けの商品だよ!
- 分配金をドルで受け取ることはできない
- NISAで購入しても外国課税約10%かかる(2重課税調整の対象外)
- NISAを活用して再投資型で購入すると、再投資分でNISA枠が使われる
おすすめの活用方法は?→年金や生活費として活用
安定した配当金の受け取りが期待できる商品のため、今すぐお金を受け取りたい人におすすめです。
具体的には・・・
退職を考えている50代から60代で、年金代わりに活用
独立やFIREを考る20代、30代なら、日々の生活費として活用
【おすすめのサービス】
何も設定しないと分配金は証券口座に振り込まれます。
しかし、『投信分配金自動振り込みサービス」を使用すれば、所定の銀行口座に分配金を振り込んでくれます。
生活費口座(クレジットカードの引き落とし口座など)に自動入金設定を行えば、ストレスなくお金を使えます。
投信分配金自動振り込みサービスは投資信託でしか使用できません。
個別株やETFでは振込先を選択できないのでおすすめです。
他にも面倒な2重課税の確定申告の調整も自動で行ってくれるよ!
二重課税を放置すると、以下の改正前のように多くの税金を取られることになります。
すだまるは投資するのか?→時期をずらして投資する
安定配当、増配を期待して特定口座で購入しています。
販売開始日に再投資型を選択して、NISAで購入したら受取型に変更できなくていったん売却したよ。
みんなはしっかり注意点を確認から購入してね!
【購入タイミングについて】
2024年の11月に米国の大統領選あり、株価が荒れることが予想できます。
一度に大量購入しないで、1年くらいかけて少しずつ買い足すのがいいと考えています。
まとめ
楽天SCHDは『円で気軽に米国の優良高配当株に投資できる』商品でした。
- 投資信託のため100円から投資可能
- 2重課税調整で節約できる(確定申告しなくていいよい)
- 投信自動振り込みサービスを活用して、分配金の振込先を選べる
楽天SCHDは楽天証券からしか購入できない商品です。
証券会社独自の商品が増えてきているので、この機会に複数の口座開設を持つのいいと思いうよ
楽天証券の無料口座開設はこちらをご確認ください。
また、楽天証券なら日経新聞や人気のマネー本(投資本)を無料で読むことが可能です。