米国高配当ETF「SPYD」と「HDV」とは?

こんにちは、すだまる(@sudamaru_toushi)です。
「高配当銘柄に投資したい」
「米国株式に分散投資したい」
こういった方のための、ページとなります。
高配当ETFでは「SPYD」と「HDV」についてわかりやすく説明します。
- HDVは配当と株価上昇が期待できる
- SPYDは運用実績が浅い
- どちらも為替のリスクがある
SPYDとは?
米国の主要な会社500社を集めた「S&P500」から高配当の銘柄80社のみに投資したものが「SPYD」になります。
世界最大級の資産運用会社ステートストリートが運用する実績のある高配当銘柄をあつめた銘柄です。
SPYDは運用総額が46億ドル(約4600億円)のファンドです。
運用開始が2015年10月からのため、6年程度しか運用実績はありません。

HDVとは?
米国の高配当・高財務の約75銘柄に投資したものです。
世界最大級の資産運 ブラックロックが運用する、 運用総額が71億ドル(約7100億円)という大規模ファンド です。
HDVは運用開始が2011年のため、運用実績が10年ほどしかありません。

SPYDとHDVの投資先比較
以下がSPYDとHDVの構成銘柄の比較ですが、それぞれ別の銘柄に投資しています。
「SPYD」と「HDV」に投資することで米国高配当へ分散投資することができます。

「SPYD」・「HDV」の実績比較
SPYDはS&P500銘柄の高配当銘柄のみで構成されています。
株価は同じように推移していますが、下落率はSPYDが大きい。
「HDV」は「S&P500」と同等の下落率です。
SPYDとS&P500を比較すると株価回復率や株価推移で「S&P500」のほうが優れています。



- 「S&P500」のほうが安定
- 株価は安定しない
「SPYD」と「HDV」の株価・分配金比較
「HDV」は緩やかな右肩で株価が上昇しています。
「SPYD」はまだ運用実績が短いこともありますが、横ばいに推移しています。
配当金が出ることも考慮しなけれあなりませんが、「SPYD」では株価上昇の利益(キャピタルゲイン)はあまり期待できません。

次に、分配金についてみてみましょう。
分配金についても「HDV」に軍配が上がりました。
