【米国株】『毎月配当』のPFFとは?|不景気で買い足して永久保有
「毎月、配当金を受け取りたくないですか?」
日本株で毎月配当金を達成しようとすると、『優良企業以外の銘柄も購入』することに……
米国株のPFFは『利回り5%以上で毎月配当金』を受け取ることが可能です。
新NISAでは購入できないから注意が必要だよ!
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PFFとは?
PFF(iシェアーズ 米国優先株式 ETF)は米国『優先株式』ETFです。
経営方針に関与しない株(議決権がない)のため、一般的な企業ではなく『金融やヘルスケアで構成されることが多い銘柄』です。
主な特徴としては、金融不安時以外は株価が下落しにく銘柄です。
基本的には債権のようの株価が安定しているので、株価下落時購入して長期保有したい銘柄です。
おすすめの理由は?
基本的には36ドル程度を推移していますが、リーマンショックなどの不景気時には株価が半値まで下落します。
配当金が減配されることもありますが利回り4%以上(以下のオレンジ)を維持しています。
個人的には株価が下落して、利回りが向上している時に買い足したい銘柄だよ!
注意点
毎月配当の嬉しい銘柄ですが、以下のような注意点があります。
債権に似た株価推移をするため、株価変動が比較的小さいです。
『配当金狙いの銘柄』となるので、長期保有前提で購入を検討しましょう。
円安の時に両替(円⇨ドル)して購入すると、損失が発生しやすいよ!
なるべく、円高のタイミングでドル保有しておこう!
140円/ドル(円安)で1000ドル分購入し、100円/ドル(円高)になると・・・
資産価値が14万円⇨10万円になり、4万円(400ドル)の含み損になります。
利回り5%(毎年50ドル)だと、『損出の回収に約8年必要』となります。
※簡略化のため、税金は考慮していません。
購入の目安は?
リーマンショックや新型コロナなど金融不安が発生時に、株価が大きく下落します。
直近でもシリコンバレー銀行の破綻で、金融不安があり株価が下落傾向です。
※2023年5月27日現在
2020年の安値(30ドル付近)が購入の目安やすだと考えているよ!
30ドルを切ったあたりから買い足していきたいね!
まとめ
PFFを1銘柄保有するだけで、毎月配当金を受け取ることが可能です。
- 株価上昇は狙えないが債券のように株価が安定
- 金融不安時に株価下落で購入のチャンス
- 減配もあるが基本的には利回り4%を推移
とはいえ・・・NISAを活用できないため、税金が引かれ一度に振り込まれる配当金は少ないです。
結局2024年にPFFを売却して、新NISAで利回りの高いBTIを購入したよ!