【米国株】高配当な『個別銘柄』と『ETF』を紹介|日本株以外に分散投資
「日本株が割高で購入しにくい」
「投資を始めたけど利回りの高い高配当株が見つけられない・・・」
こういった方には、優良な高配当銘柄が多い『米国株投資』がおすすめです。
このページでは米国の優良銘柄を具体的な銘柄を踏まえて紹介しています。
2024年の新NISAですだまるが購入した銘柄も紹介しています。
銘柄をすぐに確認したい方は以下をクリック(タップ)してください。
米国株とは?
米国は日本よりも金融関係の法整備が進んでいます。
優れた投資信託や個別株が多く、世界の株式市場の40%は米国株です。
日本株以外の投資先として米国株はおすすめです。
以下のような基準で選定しています。
- ビジネスモデルが独特なもの
- 安定性・成長性にすぐれるもの
- 経済優位性(シェアNo1)など
米国株は以下のように11のセクターに分類されます。
- エネルギー(VDE)
- 素材(VAW)
- 資本財(VIS)
- 一般消費財(VCR)
- 生活必需品(VDC)
- ヘルスケア(VHT)
- 金融(VFH)
- 情報技術(VGT)
- コミュニケーションサービス(VOX)
- 公益事業(VPU)
- 不動産(VNQ)
『同じセクターに属する企業』は、同じような値動きをすることが多いです。
情報記述などはGAFAMなどの成長産業が多く、配当金をだなさい企業が大半です。
本ブログでは高配当なセクターの銘柄のみを紹介します。
NISAでも米国株には10%の税金がかかる
米国株投資で利益を上げた時に税金がかかります。
また、課税が免除されるNISAでも米国株投資は可能ですが、外国税額控除はできません。
NISAは国内課税分は非課税だけど、海外で課税される部分には税金がかかるよ!
具体的には米国なら配当金に10%の税金が引かれるよ!
キャピタルゲイン(売却益にかかる税金)は日本での課税(20.315%)のみで、損益通算する場合は確定申告が必要です。
ADR銘柄なら配当金にかかる国外の税金もなし(NISAで完全非課税)で配当金を受け取ることが可能です。
NISAを使って外国株に投資するならADR銘柄がおすすめです。
各証券会社の説明書に以下のような記載があります。
(b) 配当に関わる税金
出典:SBI証券「外国株式取引に関する説明書」
米国株式の配当に対する米国での課税は租税条約により 10%に定められています。ただし、企業の登記国や業態によって異なる税率が課せられる場合があります。ADR については発行会社の母国で源泉徴収され、米国での課税はありません。なお税率はそれら母国と日本の間で結ばれた租税条約によります。
配当金生活を目指すならADR銘柄は強い味方になります。
NISAでブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)に投資して、非課税で配当金を受け取っているよ!
米国株の買い方『外貨決済』がおすすめ
米国株取引の方法は2種類あります。
- 円貨決済
- 外貨決済
円貨決済では為替手数料がかかり割高になります。
- 取引時に為替手数料がかからない
- 円安などの為替レートを気にしないで取引可能
⇨チャンスを逃さず投資できる
外貨決済は先に投資に充てるお金をドルに両替しておく方法なので、割安で取引可能です。
為替レートに左右されて投資の機会を失うのはもったいないよ。
円と米ドルを保有することで、『資産のリスク分散』もできるよ!
無駄な手数料を支払わないようにSBI証券か楽天証券で投資をしよう!
外貨決済などの米国株投資の方法はこちらのYouTube動画を参照ください。
高配当でおすすめの『個別銘柄』
以下のセクターでおすすめの高配当株を紹介しています。
- 生活必需品セクター
- ヘルスケアセクター
- 資本財セクター
- コミュニケーションサービス
割安での購入を狙っている銘柄だよ!
すだまるが購入している銘柄が気になる方はこちらを参照ください。
生活必需品セクター
生活に必要不可欠な製品を扱っているため、不景気でも業績が落ちにくいセクターです。
40年以上連続増配の米国大手薬局チェーンです。
【おすすめの理由】
- 30銘柄しか選ばれないNYダウ工業株に採用
- 主力の処方箋薬局事業は米国内でシェア20%
- 需要が景気にされにくく長期保有に適している
- 利回りが4.7%(株価21ドル)
2020年に業績が落ち込むが、2021年にV字回復!
今後アマゾンなどのオンライン販売がライバルに対抗するた事業再編成中
具体的には、プライマリ・ケアを手がけるビレッジMD会に出資比率を増加
ヘルスケアセクター
命に関わる医療分野のため、景気に左右されにくいセクターです。
60年連続増配中の超優良ヘルスケア企業です。
【おすすめの理由】
- 医療機器で世界2位のシェア
- 製薬も含めた総合ヘルスケア企業で、事業別にリスク分散
- ESGへの取り組みに積極的で、投資されやすい企業
⇨2025年までに電力供給を再生可能資源とする計画を公表 - 利回り2.9%(株価159ドル)
政治的には高齢化で医療費の削減が懸念されます。
しかし、ヘルスケアセクター全体としては世界的な人口増加で成長が期待できる。
『増配』を続ける医療機器メーカーの大手です。
【おすすめの理由】
- 心臓ペースメーカーのシェアで世界首位
- 世界中に開発・製造拠点があり、海外でも評価されている企業
- 利回り3.2%(株価85ドル)
資本財セクター
航空や鉄道、建設に関わる資材に関わる企業で、景気の影響を受けやすい銘柄です。
世界最大規模の小口貨物配送業車です。
【おすすめの理由】
- 220以上の国で事業展開
- 売上は順調に成長中
- 利回り4.2%(株価150ドル)
懸念点としては最大顧客のAmazonが「Amazon one」という独自の自社配達に切り替えている点です。
しかし、まだまだ流通量増大で事業全体としては追い風です。
軍需製品のニーズ増で期待が高まる企業です。
【おすすめな理由】
- 航空宇宙から防衛産業まで多角的な事業を展開
- ミサイルで世界シェア1位
- 利回り2.6%(株価90ドル)
防衛意識が向上しているため、軍需製品には需要増の可能性があります。
購入したい『魅力的な高配当ETF』
ETFは複数の銘柄の詰め合わせパックのため、1銘柄で分散投資が可能です。
米国では優秀なETFが多いため、おすすめの『高配当株』と『インデックス株』の銘柄を紹介します。
ETFを購入すると、運用費用(経費率)が必要です。
長期保有を考慮し、経費率が割安な銘柄に絞って紹介します。
【安全重視】利回りよりも安全重視なETF
- 格付けの高く、リスクの低い債権に投資可能
- 株式と逆の株価を示す(分散投資可能)
- 経費率は0.03%と割安
- 株価は98ドルで3.2%
金利が上昇する局面で株価が下がるため、買い足していきたい銘柄です。
株価が割高な時に割安になりがちだから、確認してみてね!
安定感があるため、リスクを取りたくない人向けだよ!
おすすめの『高配当ETF』
高配当銘柄ETFは増配や安定配当金によって、株価が緩やかに上昇する傾向があります。
- 高配当ETFの中でも経費率が0.06%と安い
- 米国の主要な高配当銘柄およそ450銘柄に分散投資
- 株価117ドルで利回り約2.9%
分散性を重要視するならVYMだけでOK!
- 高配当ETFの中でも経費率が0.08%とVYMより割高
- 生活必需品をメインにおよそ75銘柄に分散投資
- 株価107ドルで利回り約3.6%
コロナ禍でも安定感があり、安定感を求めるならHDVがおすすめ!
他にもSPYDもよく紹介されますが、減配されやすいイメージがあります。
本ブログではVYMとHDVがおすすめです。
すだまるが購入している米国株
NISA枠で購入している高配当株は以下の2銘柄です。
- ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)
- ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)
なぜ購入したかの理由を以下で紹介します。
ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)
ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)は利回りが6%以上と高配当の銘柄です。
通信事業で収益が安定し、長期保有に適していると判断して購入したよ!
金利の上昇などで一時的に財務が悪化していると考えています。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)
タバコ事業は縮小傾向だと思いますが、それでも購入してしまうほど魅力的な銘柄です。
NISAで購入すると配当金に税金が全くかからなくなるよ!
他の外国株なら10%の税金がかかります。
高い配当利回りで増配がなくなったとしても十分な銘柄だと判断して購入しています。
米国株投資の先輩から学ぶ
米国株投資で有名な投資家のYouTubeやブログから学ぶことができます。
おすすめの投資家は以下の2名です。
米国株投資ブログを運営する『たぱぞう』
日経マネーやダイヤモンドZAIなど複数のメディアでも紹介されいる投資家です。
以下のような書籍を出版しています。
たぱぞうさんのブログはこちらをご確認くささい。
YouTubeで米国株の情報を配信している『バフェット太郎』
初心者でもわかりやすく米国株について紹介しています。
以下のような書籍を出版しています。
バフェット太郎さんのYouTubeはこちらを参照ください。
まとめ
米国株投資ができない理由として円安(1ドル150円)だから、円高(1ドル100円以下)になるまで投資しないという方もいます。
円高で米国株が割安という最高のタイミングはなかなか来ないよ!
米国株が割高なら円安でも投資することがおすすめ!
SBI証券と楽天証券なら両替手数料無料で、米国株投資を行うことが可能です。
もし、口座をもっていない方はこの機会にご確認ください。
『NISAで購入できない』ため紹介していませんでしたが、毎月配当金が入ってくるPFFもおすすめです。
詳細が気になる方は以下のページを参照ください。
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